つなごう!学ぼう サヒメル理科ネット

お知らせ

今日の一枚「三瓶山頂の黒色土」

2013年6月17日

昨日紹介した火山灰層の上部を拡大してみます。

すると先日紹介した黒色土が、よく見えています。

写真の上部は、火山灰に含まれる酸化アルミニウムと植物由来の有機物が反応して、黒い土壌になっています。

この黒色土は、その地点で植物が存在していた証になります。

また下半分は、褐色の火山灰層そのものの色をしています。

 

黒色の土があるということは、その地点の近くで過去に火山活動があったことを示します。

 

三瓶以外の場所でも、地層観察の際、目安になると思います。