今日の一枚「秋のウラギンヒョウモン」
2013年10月3日
久々の更新ですが、今日は以前紹介したウラギンヒョウモンという蝶を紹介します。
「ウラギンヒョウモン(学名:Fabriciana adippe)」は、タテハチョウ科で名前の由来は「後ろの羽に銀白色斑が顕著に現れる、ヒョウ柄の紋を持つ蝶」から来ています。
生息地は草原で、幼虫はスミレを食べます。
生息時期は、6月始めから秋にかけてで、夏の間は夏眠をとるためしばらく見えなくなります。
という蝶ですが、今、夏眠を終えた蝶たちを見ることができます。
今回は、羽の表側を撮影することができました。
しかしよく見てみると、左側の羽が欠けているのがわかります。
春から秋にかけて生きるウラギンヒョウモンですが、捕食者や自然の猛威などの様々な障害によって羽がぼろぼろになっていきます。
この時期では、羽がきれいに残っているモノの方が少ないのだとか。
羽が傷ついた蝶は、飛ぶのにより多くのエネルギーが必要となり、疲弊していきさらに捕食されやすくもなっていきます。
蝶の生き様から、自然の厳しさを感じます。