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今日の一枚「ヤママユガの繭」

2014年2月7日

今日は三瓶自然館の回廊から見えたヤママユガの繭を紹介します。

雪の積もった三瓶の森の中で、木の枝にぶら下がっている大きな豆のように見える物、これがヤママユガの繭です。

ヤママユの幼虫は、夏頃からサナギになるため繭を作ります。
できたての繭は写真の物より緑が濃く、葉っぱに覆われています。
写真の繭の周りにも枯れ葉が写っていますが、これは繭を覆っていた物と考えられます。

秋になるとまた成虫になり、卵を産み卵の状態で越冬します。

サナギの頃は葉っぱに覆われなかなかみつける事が出来ない繭が、冬になり葉っぱがなくなったため目に付くようになりました。
この時期の三瓶にはこのような繭の後がポツポツとみられます。
冬の自然観察の楽しみ方をまた一つ覚えました。