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お知らせ

今日の1枚「ウリハダカエデの紅葉」

2015年10月30日

ウリハダカエデなどカエデの仲間では、緑色や赤色、そして黄色の葉を見かけます。

緑色は、葉緑体に含まれる緑色素のクロロフィル、

黄色は、葉に含まれる黄色や橙の色素のカロテノイド、

そして赤色は、葉に残った糖が変化したアントシアンに由来しています。

寒くなってくると、葉柄に離層をつくり師管・道管がふさがれます。

すると、クロロフィルが分解され、カロテノイドの色素が目立つようになり、葉は黄色になります。

また、葉に残った糖がアントシアンに変化することで赤く色づきます。