今日の1枚「ウスタビガの繭」
2016年2月26日
葉の落ちたこの季節、枝にぶら下がった黄緑色のウスタビガの繭は良く目に留まります。
ウスタビガは秋に羽化して成虫となるため、この時期に見られるものは、繭だけが残っているものです。
今回見つけたものは、繭の横に大きな穴が開いていました。
通常、羽化する際には、繭上部の切れ込みから成虫が出てくるので
この穴は寄生蜂かなにかによって開けられたものかもしれません。
秋に見られる成虫の姿は、オスとメスでは特に色に大きな違いがあります。
ウスタビガのオス
ウスタビガのメス