※閲覧注意 今日の一枚「ゲジゲジ」
2013年11月1日
今日の一枚はこちら。
一般的には「ゲジゲジ」と呼ばれているこの虫ですが、正式な和名は「ゲジ」と言います。
日本では、「ゲジ」と「オオゲジ」の2を見ることが出来ます。この写真に写っているのが「ゲジ」で胴体部分は7cmほどです。
もう一種の「オオゲジ」になると、脚を含めた大きさは人の掌を超えるほど大きくなるようです。
風貌は御覧のようにムカデに似ていてかつ、不気味な長い足が無数にあり、とても怖いように感じる方もおられると思いますが、ムカデとは違い基本的に人を襲うことはなく、人体に影響を及ぼすような毒も持っていません。
また、ゴキブリなどの害虫を食べてくれることから、どちらかというと益虫になるかも知れません。
足が長いこともあり、ジャンプが出来ることなど、ムカデに比べると遙かに俊敏な動きが出来ます。
湿気ったところに生息しています。
無数にある脚は、昨日紹介したナナフシと同じように危険が迫ると切り離すことが出来ます。また、切り離した脚はしばらく動き、鳥などに襲われた際は、敵が動いている脚に気を取られている隙にその場から脱します。ナナフシよりも圧倒的に脚の数が多いので、脚を切り離すことをナナフシよりも容易にするようです。