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活動報告

H24.7.30「三瓶自然館サヒメル・国立三瓶青少年交流の家1日体験研修」

日時:平成24年7月30日(月)
場所:三瓶自然館、国立三瓶青少年交流の家

 教員向け科学コミュニケーション講座第2回目として、広島市の教員向けに、三瓶自然館および三瓶青少年交流の家の施設見学・学習プログラム体験を実施しました。

 講師は三瓶自然館の竹内天文事業室長、野崎企画情報課GL、河野研究員、国立三瓶青少年交流の家の小西勝典事業推進室長。参加者は広島市内の小学校教諭13名。午前中は、小西室長から国立三瓶青少年交流の家の利用方法を説明して頂き、昼過ぎに三瓶自然館に移動しました。上の写真は、本館1Fホールにて河野研究員が当館の概要を説明しているところです。

 次に、竹内天文事業室長からプラネタリウム・今夜の星空案内の投影と、館内の展示の解説をして頂きました。今夏の企画展で紹介している最先端の科学技術が導入された宇宙旅行の解説の際には、先生方も大変関心を示されており、積極的に質問されていました。

 三瓶特有の埋没林コーナーでは、杉の大木がどのようにして直立のまま埋まったのかという説明に、熱心に聞き入っておられました。

 最後に、天文台の案内と太陽観察です。直前まで雨が降っていたので、太陽観察ができるか心配されていましたが、無事に晴れ間が広がりました。スライディングルーフが開かれ、観察開始です。

 太陽観察は望遠鏡に投影版を装着し実施しました。黒点まで観察できたことから、太陽の表面について内容の濃い学習ができそうだと、先生型同士で単元学習に取り入れる方法についての議論が起こっていました。また、先生方からは、「子どもと来たときに自然観察学習をしてみたい」「夜の天体観察会にもぜひ来たい」という声が聞かれ、当館を自然体験学習の一環として利用する見通しを持って頂けたと感じます。