つなごう!学ぼう サヒメル理科ネット

お知らせ

今日の1枚「ナナフシ」

2015年5月23日

北の原付近の松林の中、イタドリの葉の上にナナフシを見つけました。

ナナフシは不完全変態の昆虫です。

卵からかえった時から、成虫に似た体形をしています。

写真の個体はまだまだ成長途中のナナフシのようです。

今日の1枚「ナナカマド」

2015年5月21日

秋には赤い実をつけ、紅葉も美しいナナカマド。

春には、小さな白い花をたくさんつけています。

よくよく観察してみると、

5枚の白い花びらの中央に4つ程度のめしべと、赤い葯のおしべを持っています。

たくさんの虫たちがその花の集合体に集まってきていました。

 

 

今日の1枚「ヒラタアオコガネ」

2015年5月10日

三瓶自然館周辺のレンゲツツジもきれいに咲きほこっています。

そんな中、たくさんのコガネムシの仲間がレンゲツツジの花を食べていました。

このコガネムシはヒラタアオコガネムシという昆虫で、

幼虫の時には芝の根などを食べ、成虫になるとツツジの花やクヌギ、コナラなどの若芽をたべます。

三瓶自然館周辺は食草がそろっている環境ということもあるのか、

この頃たくさん見られるようになったそうです。

彼らの増加についても、どこかで私たち人間の活動が関係していることを感じました。

今日の1枚「クマシデとイヌシデ」

2015年5月6日

三瓶自然館の本館と新館をつなぐ屋外通路では、

クマシデとイヌシデの木があり、比較して観察することができます。

シデの仲間を葉で見分ける際のポイントとして、よく言われるのが側脈の数です。

まずは、クマシデの葉のです。側脈が多く、葉の先端も細くとがります。

 

次はイヌシデの葉です。側脈はクマシデに比べれば少なく、全体に白い毛が見られます。

 

実際に目で見て触れて確認してみるとその違いもよく分かります。

違いを発見する楽しみも自然観察の醍醐味です。

今日の1枚「オオミズアオ」

2015年5月2日

今日はヤママユガ科の仲間のオオミズアオのご紹介です。

繭で越冬した後、春になりちょうど羽化した個体が翅を広げている最中でした。

ヤママユガ科の成虫は口が退化しており、大人になると何も口にすることはないそうです。

とても美しい翅をもつガのひとつです。

今日の1枚「ハナバチの仲間の休憩」

2015年4月30日

サヒメル本館前ではレンゲツツジの開花も始まりました。

その中のひとつの枝をよく見てみると、

去年結実し、種がはじけたさく果の間でハナバチの仲間が休憩中でした。

午後から少し曇りがちだったためか、今日の休憩場所をレンゲツツジのさく果に決めたようです。

意外な場所に生きものたちの姿を見つけるのも、また自然観察の楽しみのひとつです。

今日の1枚「ゴヨウアケビ」

2015年4月26日

北の原付近の林の中に、ゴヨウアケビの花を見つけました。

紫色の美しい花です。

写真は雄花です。

ゴヨウアケビはなかなか結実しないとの話もあります。

今後も観察をしていきたいです。

今日の1枚「シジュウカラ」

2015年4月23日

三瓶自然館のまわりでも、さまざまな野鳥のさえずりがよく聞こえます。

ちらちらと姿も見せてくれるのですが、写真になかなかおさめることができず、

今日はなんとかカメラでとらえたシジュウカラをご紹介したいと思います。

シジュウカラといえば、胸から腹部にかけてある1本の黒い縦じまが特徴としてよく言われますが、

その縦じまはオスメスを見分ける際のポイントのひとつにもなっており、

オスの縦じまはメスに比べると全体に太く、腹部のあたりでは更に太くなります。

写真はオスのシジュウカラです。

見るポイントが増えると、野鳥観察も楽しくなるかもしれません。

今日の一枚「アジアイトトンボ」

2015年4月19日

今日の三瓶北の原はあいにくの雨模様。

ということで、「昨日の一枚」をご紹介させていただきます。

春が始まったばかりの4月にも、トンボの姿が見られることをご存じでしょうか。

写真はアジアイトトンボというイトトンボの仲間で、

春の早い時期に羽化し、成虫となって姿を現します。

これとは別に、成虫で越冬するトンボの仲間も見られるとのこと。

いつか写真におさめて、お知らせしたいと思います。

今日の一枚「冬芽に春がやってきた」

2015年4月18日

さまざまな樹木が葉を広げている真っ最中のこの時期。

冬芽が葉を広げるまでの変化を

1本の樹木にある葉芽を比べることで観察することもできます。

写真はウリハダカエデの葉芽の様子ですが、すべて同一の樹木の葉芽です。

 

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