つなごう!学ぼう サヒメル理科ネット

お知らせ

今日の1枚「クスサンの食事」

2015年6月7日

先日より、三瓶自然館付近のクリの木では、

クスサンの幼虫が食事をする姿が見られています。

クスノキを食べることから「クス」と名前にあるのですが、

どうやらクリの木の葉を特に好むようです。

これから自然館周辺では出会う機会が増えるかもしれません。

写真右下はクスサンのフンです。地面に落ちていたら、樹上にいるかもしれません。

 

今日の1枚「シライトソウ」

2015年6月6日

三瓶自然館周辺では、モリアオガエルの卵塊も確認され始めました。

そして、シライトソウも開花しています。

名の通り、白い糸のような細長い花弁4枚と実は小さな花弁も2枚もっているそうです。

おしべやめしべの様子は確認できるでしょうか。

 

今日の1枚「フデリンドウの実りの梅雨」

2015年6月4日

中国地方は梅雨入りした今日この頃、

フデリンドウも実りの梅雨を迎えました。

ラッパのように開いた部分に雨粒があたると

その衝撃で種を飛ばすとも言われています。

大きな株では、ラッパの口を懸命に上に向けていました。

 

今日の1枚「ヤマアカガエル」

2015年6月3日

三瓶自然館の周辺にいたヤマアカガエル。

ニホンアカガエルとよく似ていますが、

鼻先から背中にはしるラインが目の後方で曲がっている点で見分けるそうです。

山と里地のある環境を好みます。

今日の1枚「キアシドクガ」

2015年5月31日

この時期、三瓶北の原周辺では白いガがひらひらと舞っている姿がよく見られます。

キアシドクガというドクガ科の仲間ですが、成虫にも幼虫にも毒はないそうです。

名前の由来は前脚の色からきており、幼虫はミズキの葉などを食べます。

今日は羽化している姿も見られました。

今日の1枚「生物の証を残す」

2015年5月30日

博物館の大事な役割のひとつに、標本や資料などの収集、保管があります。

写真は、三瓶自然館に寄贈された植物標本の補完、整理を行っている様子です。

標本にとって大切な、いつどこで採集されたかという情報も一緒に整理し蓄積されます。

すでにその場所では絶滅してしまった植物標本なども保管されており、

過去の植生をうかがうことのできる貴重な資料となっています。

これら標本のひとつひとつの情報の蓄積が、

研究に関わる資料として、また、過去の自然環境を推定するための歴史的証拠として活用されます。

今日の1枚「エゴノキ」

2015年5月29日

三瓶自然館の周りでは、エゴノキの花は最盛期を迎えています。

エゴノキは花が終わると、めしべとガクを残し、花弁とおしべは地面に落下します。

落下したエゴノキの花で、根本付近には白く彩られます。

 

今日の一枚「もうすぐ実る?フデリンドウ」

2015年5月28日

春には青色の美しい花を見せてくれていたフデリンドウですが、

現在はこのような姿です。

もうすぐ実りの梅雨を迎えるでしょうか。

引き続き見守りたいと思います。

今日の1枚「サイハイラン」

2015年5月27日

三瓶自然館付近の林の中でサイハイランが咲いているのを見つけました。

花の左右と背面に長く伸びる部分は、花びらではなくガク(萼)です。

虫たちに花粉を運んでもらうためのアピールでしょうか。

美しい姿を見せてくれていました。

 

今日の1枚「ヒバリ」

2015年5月24日

本日の三瓶北の原は晴天に恵まれ良い天気です。

草原の中でなにやら動いている!と姿を追うとヒバリのペアが草むらにまぎれて採食中でした。

ヒバリは背丈の低い草地を好みます。

草原環境のある三瓶は、彼らにとっても大事な場所です。