今日の一枚「蜂の巣」
2014年1月16日
辺り一面雪に覆われた三瓶山北の原ですが、枯れ木に目をやると小さな蜂の巣がありました。
巣の形からアシナガバチの仲間の巣と考えられます。
この蜂の巣には、卵が産み付けられるだけで親が暮らすことはありません。
下の写真を見ると、塞いである穴とそうでない穴とがあります。これは幼虫がサナギになる時に穴を塞ぐためで、穴がふさがっている物は中にサナギがいます(残念ながらこの時期ではもう死んでしまっているそうですが)。
穴から出た成虫は、冬の間を軒下や洞窟などで凌ぎ、春になるとまたこのような巣を作り、卵を産むそうです。
木に葉っぱがある時は見えなかった、虫の生活の後が見られました。