今日の一枚「コアオハナムグリ」
2014年5月2日
今日は、花に集まる虫を紹介します。
この昆虫は「コアオハナムグリ」と言います。
体長は11~16mmで北海道、本州、四国、九州、対馬、屋久島に分布しています。
5~10月の間で見られ、成虫は花の蜜や花粉をエサとしています。幼虫は植物の根を食べます。
日当たりのよい草原の白い草によく集まります。
よく似た仲間にアオハナムグリやナミハナムグリがいますが、このアオハナムグリの方が毛深く、白い斑紋が大きいことが特徴です。
お知らせ
2014年5月2日
今日は、花に集まる虫を紹介します。
この昆虫は「コアオハナムグリ」と言います。
体長は11~16mmで北海道、本州、四国、九州、対馬、屋久島に分布しています。
5~10月の間で見られ、成虫は花の蜜や花粉をエサとしています。幼虫は植物の根を食べます。
日当たりのよい草原の白い草によく集まります。
よく似た仲間にアオハナムグリやナミハナムグリがいますが、このアオハナムグリの方が毛深く、白い斑紋が大きいことが特徴です。
2014年4月27日
今日は、久々に蝶を紹介します。
白と黒の縞々がとてもきれいな蝶ですが、トラフシジミという蝶です。羽の縞が虎のようなので、この名前が付いています。
トラフシジミは、春型と夏型があり、それぞれ羽の模様が違います。夏型の成虫は、春型より羽の模様が薄くなります。
写真のトラフシジミは春型で、この時期から6月頃まで見られます。この春型が違うんだ子どもがの成虫が夏型です。6月下旬~8月に見られます。
夏型が生んだ幼虫が、サナギの状態で越冬して次の年に春型となって出てきます。
また幼虫は、藤や葛などの豆科の植物の花や蕾を食べて育ちます。
2014年4月25日
三瓶も日に日に暖かくなりここ数日は、最高気温が20度を超える日が続いています。
そんな中、先日ご紹介したマメコバチの活動がとても盛んになっています。
写真に写っている黒い点が一つ一つが、マメコバチのカップルです。
マメコバチはハチの中で、とてもおとなしい性格で近づいても襲ってきません。
なので、こんな近くからでも撮影ができます。とてもかわいらしいマメコバチでした。
2014年4月18日
今日も三瓶山の登山道で見られる花を紹介します。
「ショウジョウバカマ」といいます。漢字で書くと「猩々袴」となります。
名前の由来は、花が能の演目などでも出てくる「猩々」(顔の赤い空想の動物)に見立て、葉っぱを袴に見立て、猩々が袴を着た姿からきていると言われています。
名前からも分かるように花の色は濃紅色~濃紅紫色です。葉っぱの大きさは写真では最大で10cmほどですが、生長すると最大で20cmほどになります。
花期は4~5月です。三瓶山の登山道でたまに見かけます。
2014年4月17日
今日はこの時期に、三瓶山の登山道で見られる花を紹介します。
こちらは「ミヤマカタバミ」といいます。
山地の林内にはえる多年草です。三瓶山の登山道でもしばしば見る事が出来ます。
花弁は5個で、ハートの形の葉っぱが特徴的です。
花の色は白色ですが、花の中に紫色の筋が入っています。
三瓶での花期は4~5月で、今頃がちょうど咲き始めた時期です。
2014年4月10日
以前紹介したふきのとうが、段々と大きくなってきました。
フキは以前も紹介したように株ごとに雄花と雌花が分かれています。写真のフキは雌花で白い花がついています。
十分した雌花はタンポポのように綿毛のついた種を飛ばします。
2014年4月9日
先日のマメコバチに続いてオサムシも姿が見られるようになりました。
このオサムシは和名「アキオサムシ」と呼ばれるものです。中国地方と四国ので見られます。
日本の中でも多数の種が存在しています。
2014年4月2日
昨日から4月になりましたが、春の陽気に誘われてマメコバチが目を覚まし始めました。
マメコバチは学名がOsmia cornifrons (Radoszkowski, 1887) ミツバチ上科 (Superfamily Apoidea) ハキリバチ科 (Family Megachilidae)ハキリバチ亜科 (Subfamily Megachilinae)ツツハナバチ属 (Genus Osmia)の昆虫です。
マメコバチが棲んでいるのは下の写真にある「ハチのアパート」です。葦の茎が束ねられていて、マメコバチは茎の中に巣を作ります。
こちらがマメコバチです。とても温和な性格で人を襲うことはまずありません。
左側がメスで、右側がオスです。
見分け方は、オスは顔の周りに白い毛があります。メスは腹に毛があります。
メスはこれから5月後半頃まで、花粉を集めて回るためおなかが黄色くなったものが多く見られるようになります。マメコバチのメスは、幼虫に食べさせる花粉を色々な樹から集めます。そのため送粉昆虫としてリンゴ農家などで飼われることもあります。
オスはというと、この時期に交尾を行い、その後息絶えるのでオスが見られるのは、この時期くらいなのだそうです。
2014年3月29日
今日の一枚はこちら。
春の始まりを告げる「ふきのとう」です。
ふきのとうはフキの蕾の事を指しますが、このふきのとうは真ん中が開花しつつあります。
フキはキク科フキ属の多年草です。雌雄別株で開花すると黄色い花が見えるのが雄花、花粉がなく白っぽいのが雌花です。
雌花は受粉後、タンポポのような種を飛ばします。また、タンポポと同じように一株に小さな花がたくさんあります。
写真のふきのとうは、未だ未発達でしたので、見た目では雌雄の区別がつきませんでした。(花を一つ採取し、観察したところタンポポのような白い綿毛が見えたので雌花かとも思いますが、断定はできませんでした)。