お知らせ
2013年6月18日
三瓶登山道でよく見かけるこの植物。名前を「ハイイヌガヤ」と言います。
実はこの実はイギリスのお酒であるジンの原料です。
匂いを嗅いでみると、ジンと同じ薬のような匂いがします。
2013年6月17日
昨日紹介した火山灰層の上部を拡大してみます。
すると先日紹介した黒色土が、よく見えています。
写真の上部は、火山灰に含まれる酸化アルミニウムと植物由来の有機物が反応して、黒い土壌になっています。
この黒色土は、その地点で植物が存在していた証になります。
また下半分は、褐色の火山灰層そのものの色をしています。
黒色の土があるということは、その地点の近くで過去に火山活動があったことを示します。
三瓶以外の場所でも、地層観察の際、目安になると思います。
2013年6月16日
男三瓶山頂の西側にある路頭です。3500年前以降に降り積もった火山灰層が見えます。
火山灰の積もり方が山の斜辺と平行していて、この火山灰が最新の活発な火山活動であったこと、その時から山の形は変化していないことを示しています。
2013年6月14日
男三瓶山頂付近から見た西の原の風景です。
宿泊施設の多い場所とは反対側に降りることになることや、日陰が無く、勾配が急であることからあまり利用者の少ない西の原に降りる登山道です。
しかし、開けた場所からは、西の原や浮布の池が見えたり、子三瓶が見えたりと、気持ちのいい風景が広がります。
サヒメルのある北の原からの登山道とは全く違う景色の見える登山道です。
2013年6月13日
今日から約1週間にわたり、三瓶登山で見られる風景や、植物などを紹介していきます。
山ならではの写真も紹介していきます。授業などの資料としてご活用ください。
今日は、三瓶に残るブナ林です。
ブナは、高いところに生えるため海抜の低いところではなかなか見ることが出来ません。
その多くは、蒔や杉の植樹などで数を減らしましたが、三瓶ではまだ残っています。
その大きな葉は山林の水を豊かにする効果があるなど、環境保護の面で注目されています。
2013年6月11日
北の原で時より見られる倒木です。
木は何となくそこにあるようですが、芽が出てきたときから、他の植物と日光栄養分や、日光を取り合い、害虫からの驚異にさらされ長い年月をかけてこの大きさまで競争の日々です。
しかし、この大きさになっても、害虫や、強風でこのようにあっさり倒れてしまいます。
しかし、この木が倒れたことにより、地表に日光が当たるようになり、新たに植物が生えることができます。
またこの木を微生物が分解して、それらの植物たちの栄養分となります。
このようにして、自然界は循環し、生命のの多様性は守られているのです。
その一端を示す一枚です。
2013年6月10日
今日はワラビそのその後をお伝えします。
この前紹介したワラビは、料理などで何度か見られたことがあるのでは無いでしょうか。
成長するとこのようになります。
シダ植物の風貌を遺憾なく出しています。
この姿を探しに三瓶に是非お越しください。
2013年6月9日
今日と明日は、先日紹介した植物のその後を紹介したいと思います。今日は、オキナグサのその後を紹介します。
今、オキナグサはこうなっております。
とてもフワフワしています。
赤い花からの3段変化。見事です。
限られたところでしか見られないこの姿。三瓶では見ることが出来ます。