つなごう!学ぼう サヒメル理科ネット

お知らせ

今日の1枚「キツネの足跡」

2016年1月9日

この冬は本当に雪のない三瓶北の原でしたが、今日は数センチの積雪がありました。

雪の上には一列に並んだ雪の跡が。

キツネのものだと思われます。

他にもさまざまな動物たちの痕跡が見られます。

姿はなかなか見ることができませんが、同じ三瓶に暮らしていることを感じられます。

今日の1枚「自然放射線の飛跡」

2016年1月8日

この度、新たにサヒメルに導入されたナリカのペルチェ霧箱を使って、自然放射線の飛跡を観察しました。

サヒメル理科キャラバンカー等でも活用している簡易霧箱実験キットは手頃で使いやすいのですが、

過飽和状態をつくるための寒剤が必要であったり、条件によって観察が難しい場合などもありました。

このペルチェ霧箱は、寒剤も不要で、観察用の放射線源を用いずに自然放射線の飛跡も観察できました。

次から次に現れる自然放射線の飛跡を見ると、

目に見えない放射線の存在を実感を持って感じ考えることができます。

写真では実感しにくいですが、本当に次から次へと飛跡が現れます。これからの活躍に期待です!

 

今日の1枚「リョウブの冬芽は裸芽へ変身中」

2016年1月6日

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

植物たちの冬越しの様子が見られる冬芽観察。

リョウブの冬芽の特徴は、冬芽の外側を覆っている芽鱗が冬の早い時期に落ち、

葉などの芽がそのままむき出し(裸芽)になることです。

リョウブの冬芽を良く観察してみると、

開いた芽鱗がカサのようにかぶさっている冬芽を見つけることができます。

今日の1枚「チヂレタケ」

2015年12月24日

すっかり雪解けしてしまった三瓶北の原です。

少しさみしい冬の森ですが、まるで花が咲いたように

枯れ枝についたチヂレタケを見つけました。

写真はカサの下面です。

今日の1枚「カシワ」

2015年12月19日

落葉樹の中でも、葉を落とさない樹木として知られるカシワ。

三瓶北の原のカシワの木も、特に下の方は葉が落ちずに残っているものが多いようです。

ブナなどの落葉樹では、

寒さの厳しい冬期には土壌の凍結などによって十分に水分を吸収することのできなくなるため、

葉からの蒸散を避けようと葉を落とします。

カシワの木の葉を触ってみると、カラカラに乾いています。葉へ樹の水分は逃げていないようです。

葉は落ちてはいませんが、しっかり冬の水分対策はできているようです。

今日の1枚「シャーベット状の姫逃池」

2015年12月18日

昨日の寒気の影響で、姫逃池の表面も白いシャーベットに覆われていました。

表面は薄く固い氷の膜でしたが、少し掘るとシャーベット状の氷と水がでてきました。

日中でこの様子ですので、夜間や朝方にはもっとしっかり凍っていたかもしれません。

 

今日の1枚「積もりました!」

2015年12月17日

束の間の晴れ間もあった三瓶北の原です。

ススキの草原が雪原にへと変貌しました。

その姿も美しいです。

 

今日の1枚「レンゲツツジの冬芽」

2015年12月12日

本格的な冬を迎えようとしている三瓶北の原です。

景色も少し寂しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

そんな時こそよくよく植物を見てみるとおもしろい発見があるかもしれません。

初夏の頃、朱赤色のきれいな花を咲かせるレンゲツツジですが、その冬芽も美しい!

枝の先端に大きく膨らむ冬芽は春に花をつける花芽、

枝の側面にある花芽に比べて小さな冬芽は葉をつける葉芽です。

今日の1枚「ヤマウルシの実」

2015年12月5日

触れるとかぶれてしまうこともあるヤマウルシ。

落葉したこの季節には実だけが枝に残っている様子が見られます。

その実は、外側はトゲトゲの外果皮に覆われており、その内側は白い内果皮で覆われています。

油脂分を含んだ実は野鳥たちにとって冬の大切な食糧です。

北の原でも、カラ類やエナガなどの野鳥が食事をしている姿を見かけることがあります。

 

今日の1枚「ヤブコウジ」

2015年12月4日

三瓶北の原の林の下では、ヤブコウジの赤い実が点々と見られます。

冬の間も赤い実と緑の葉が美しいヤブコウジは、縁起物としてお正月の飾りにも使われます。

マンリョウ(万両)やセンリョウ(千両)といった冬に赤い実をつける同じ縁起木に対して、

ヤブコウジは十両とも呼ばれます。

確かに木の大きさや実の生りようでは劣っているかもしれませんが、

北の原の寒々しい風景の中で真っ赤なヤブコウジの実はとてもきれいです。

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